人は見た目が変われば、人生が変わるのか検証する

顎変形症の治療をしており、2018年8月に手術します。その記録や日々思う所感を日記として記録します。

入院9日目

今日いつもの回診で口内の抜糸を行いました。口内多量に糸があり一つずつ抜いていくのでかなり痛かったです泣。

通常であれば抜糸翌日に退院という流れになるようですが、僕の場合右頬がまだだいぶ腫れているので明後日退院予定に決まりました!


手術して感じたことがあります。

①健常者から一時的に寝たきりになるので、5体満足のありがたみがわかる。

いろんな管が身体中についています。トイレも自力で出来ず、ご飯も液体のようなものしか食べれません。常時痛いです。

②戦時中の方々の大変さを感じる。

8月は終戦の月です。数年前に亡くなった祖父は戦争で傷を負い、手に障害があったので傷痍軍人でした。

東南アジアに行かされ、重傷を負い、限られた食料、物資の中で生きて帰ってきました。

自分も皮膚を切開して顎を骨折させているので、重傷を負ってます笑。

正直術後呼吸しずらく、唾液、血は出続け、痛み止めを打っても上回る慢性的な痛みで眠れず、厳しい状態でした。

全て医療が整った状況でこんなに苦しい思いでしたので、先人たちの苦労を想像すると大変な思いをされて今の日本があるのだと感謝の気持ちでなりません。

③気道が広がり、呼吸しやすくなった気がする。

以前は仰向けで寝ると、重力で気道が閉塞されたような息苦しさを感じていました。その抵抗がなくなった気がします。

ただ本当にそうなのか検証するには、顔の腫れが引いた後に睡眠時無呼吸検査をしないとわからないので、感覚です。

④顎ができた!笑

以前は引っ込んでいた下顎が、今はしっかりとあります!これは劇的な変化です笑

今は顔がパンパンなので顔貌の評価しずらいですが、なんかなかったものを得た感じで嬉しいです。

⑤口元、唇の形が綺麗になった!

顎変形症の手術で、本来あるべき顎の位置に移動させた結果、一文字にような口元だったのですが、口元の形が綺麗になった気がします。

⑥鼻の形が変わった。

これはネガティブな要素です。術前から聞いていました。上顎を触る以上避けれないのですが、どうなったかというと、鼻翼が広がり鼻が横に大きくなりました。

度合いにもよるのですが、今は見慣れるしかないのかなと思います。

⑦バイトプレートとゴム掛けの違和感が半端ない!!

筋肉によって元あった位置へ後戻りしないよう、正規の位置にかたどったプレートを噛みゴム掛けします。この違和感が半端なくあり、慣れろと言われても慣れません。


まぁ今の所、後悔はしていませんけどね!

入院

先日術前検査と輸血用に血を抜きました。

今日入院で明日手術です。


今の心境を聞かれると明日手術というまだ実感がなく、

術後は噛めなくなるので、術前に美味しいものをたくさん食べておかないとという気持ちで過ごしていました!

ただ手術は痛いし、呼吸もしずらくなるので、色々と不安と期待が交錯しています。


顔が変化した際に、大義名分が無いとなかなか公表しずらい面があります。

芸能人でも、デビュー当時と顔が変わった人がいますが、オフィシャルで

整形しました!

プロテーゼ入れました!

二重切開しました!

という人は限りなく少数だと思います。


というものの、

よく中身が大事と言いますが、

まずは外見で判断されるものです。

面と向かって言われませんが、無意識の中で外見はシビアに判断されていると思います。


本能的には人は、綺麗なものが好き。

youtuber を見てても、基本的に皆さん顔のバランスが整ってらっしゃいます。そういう人を視聴者は選んでいる結果なんだと思います。著しく汚くて、清潔感にない人が大人気youtuberという人は知りません。

整形は否定的でも、矯正治療や病気による治療による審美治療は受け入れられる。

少しずつ変わってきてるみたいですが、一般的には女性の化粧は有りで、男性の化粧はキモチ悪がられる。


なんか複雑ですが、第1印象が上がることで

初対面で好感を抱いて貰えたり、自分の信頼性が上がったり、発言に説得力が向上したり

よりQOL,生活の質が上がるのであれば、シンプルに整形や男の化粧もありだと思う。


今後、そういう世の中になっていかないかな。

術前の状況

さて、

7月31日に入院

8月1日に手術を予定しています。


先日、術前の輸血用の自己採血、その他検査で今月2回病院に行きました。

(歯科矯正は愛知、手術は東京に通っているので、長旅です笑。)

輸血用の採血の針はものすごい太いので、事前に麻酔テープをもらって腕に付けていましたが、普通に痛かったです(´;ω;`)


今回の手術で、上2mm,上顎前5mm、下顎前7mm、オトガイ前5mm移動させます。
自覚としては、出っ歯で笑うと歯茎が出て人中も長くガミー気味、下顎は後退、顔下半分は長いという印象を持っています。

途中、顔貌についてどう変化するか医者に確認しましたが、口頭によると説明でイメージが分かりずらいので、正直不安です。


医者も術後イメージと違うと言われても困るので、画像を用いて具体的に説明をするのを控えてるのだとは思うのですが、それはそれでしっかりと現状からどう変わるのか説明をして欲しかったです。

それは今後50年、術後の顔と付き合っていかないといけませんし、だからこそ把握し納得した上で臨みたいと思うからです。


たまたまその日が東京ドームで都市対抗野球開会式だったので、病院が終わってから歩いて、観戦してきました!

医者から400cc抜いたために、貧血防止のためあまり興奮しないこととアルコールを取らないように言われてたので、安静にしなながら観戦し、応援団も凄いし点を取った時の一体感臨場感溢れるので、楽しかったです!


残念ながら応援チームは負けましたが、

来年も行きたいと思いました(^^)

自己紹介

愛知県出身三重県在住34歳独身男性です。

かなぱたと申します。

2007年県内国立大学を卒業、地元の管工事の中小企業に就職、色々と葛藤を抱きながら施工管理の資格を取得し、2016年に大手企業に転職し、現在に至ります。


2016年春ごろに顎変形症の診断を受け、矯正治療中です。睡眠時無呼吸症候群もあります。2018年8月に東京の大学病院で顎の骨の位置を変える外科手術を予定しています。

伴って顔貌もかなり変わります。


本ブログでは、「人は見た目が9割」とよく耳にしますが、自分自身で願望と周りの変化を体験して、人生は見た目がよくなると豊かになるのか検証していきたいと思います。